もう中学生からSixTONESにハマった話①

なにかにハマるきっかけって、思いもよらない方向からやってくるものだ。

 

ひとつ、アイドルグループのSixTONESにハマったきっかけを書いてみようと思う。

 

わたしはそもそもアイドルにハマるたちではなかった。

女性アイドルをみて、ああ、かわいいお顔立ちだなと思うことはあっても、男性アイドルを好んで見たことはなかった。

 

もともとの性格が、キラキラしたものが苦手であるというところもある。

さらにキラキラしてかわいい男性というものにあまりにも不慣れすぎて、どう見ていいのかがわからない。

 

キャラクターものも苦手である。

いったいどういうことなのか、キャラクターやアイドルの笑顔を見ると勝手に苦しくなってしまうのだ。

「どうぞわたしたちから幸せを受け取ってください」みたいな笑顔を向けられると、とたんに逃げ出したくなる。

 

そんなわたしだが、お笑いを見るのは大好きで、芸人さんがやっている深夜ラジオも好んで聞いていた。

 

そんなある日、姉がSixTONESオールナイトニッポンも面白いよ。とすすめてくれた。

姉は、もともと嵐やミスチルのファンだったが、最近タイムレスというアイドルグループを推しているらしい。

ちなみに、このタイムレスというグループは、タイムレスプロジェクト通称「タイプロ」というオーディションで勝ち残った人たちを含めたメンバーで構成されており、そのタイプロオーディションが当時巷では、そうとうな人気だったらしい。

 

姉は、わたしや母にいろいろと昨今のアイドル事情を教えてくれ、母は今ではすっかりタイムレスファンである。

そんなこんなで、姉や母が推し活に励んでいるのを「ふーん」と横目で見ていた。

 

ある日、ユーチューブをダラダラと見ていると、おすすめにSixTONESオールナイトニッポンの切り抜き動画が流れてきた。

姉にすすめられたこともあり、ためしにどんなものか聞いてみた。

15分くらいの短いものだったのだが、とても話が上手で、自然体なしゃべりと完璧な間合いに引き込まれた。

最初に聞いたのは、松村北斗くんの回だった。

 

今では、すっかり馴染みのあるSixTONESのANNだが、その時は田中樹くんが毎回MCを担当していて、メンバーが1人ずつ週替わりでやってくるということも知らずに

「はあ~~いまどきのアイドルはおしゃべりもこんなに上手なのか!すごいなあ!」と思っていた。

 

そこからはちょこちょこSixTONESのANNを聞くようになった。

掃除をしながら、家事をしながら、犬の散歩で、日々のちょっとしたすきま時間に聞いては楽しんでいた。それがちょうど去年の年末ころだったので、おかげで大掃除がはかどった。

最初に、松村北斗くんの回を聞いたこともあってか、北斗君の回ばかりに偏って聞いていたのだが、ある日京本大我くんの回を聞いたときに度肝を抜かれた。

 

SixTONESのANNには、コーナー企画があってそれぞれその週の担当メンバーによって企画が変わる。

京本大我くんが担当するコーナーは「京本大我オールナイトニッポン」という架空のラジオ番組である。毎回、リスナーからのメールに京本君がいろいろと答えてくれるというコーナーである。これだけ聞けば、なんのへんてつもない普通のラジオ番組だ。わざわざ深夜にやる必要がない。

しかし、このリスナーたちからのメールの内容がド深夜なのである。

京本大我オールナイトニッポン」リスナーたちは、通常のSixTONESのANNのリスナーとは一線を画している。

簡単にいうと、かなりキチャッテルのである。

彼らは、一般社会において到底表現しえない感情を持ち合わせており、このコーナーを通してその感情をすべて解き放っているのである。

京本大我オールナイトニッポンで京本くんは、きょもめろたんという愛称で通っている。リスナーたちは、思い思いの言葉できょもめろたんにありったけの愛をぶつけているのだ。

 

きょもめろたんはそんなリスナーたちからの愛を一身に受けとめ、ときに冷静にときに笑いも交えて大真面目に返している。

そういうイカしたやりとりをしているのを聞いて、この人ただものではない!!と衝撃を受けた。

 

じっさい、ただものではなかったのだ。

京本大我オールナイトニッポンを聞いて以来、きょもめろたんのことが気になって調べてみると、なんとあの京本政樹さんの息子さんだということがわかった(恥ずかしながら、それすらも知らなかった)。

 

どうりでただものではないはずだ。さすが、仕事人の息子。ラジオでのきょもめろたんの返しは、まさに必殺である。

ははあ~~~、いまどきのアイドルはほんとうにすごいなあ!とすっかり感心してしまった。

 

しかしまだこの時点では、SixTONESのファンというよりSixTONESのANNファンであり、掃除や散歩、料理などの片手間で聞いては楽しむ程度のものであった。

そこから本格的に「推し」になるまでには、もうひとつの衝撃があった。